讃岐国
                仁尾城(におじょう)
               [別  名]  
               [形  式]  平山城
               [築城者]   ?
               [遺  構]  なし
               [所在地]  香川県三豊市仁尾町
     
                    沿 革
    天正7年(1579)の春頃に九十九山城を落とした長宗我部軍は、
   その余勢をかって仁保へ侵攻。 奮戦虚しく落城。 旧暦の3月3日に
   落城したため仁尾町では3月3日に雛祭りはせず、八朔の馬節句に男
   児と一緒に祝うようになった。
     
                    訪城記
    昔帰省をした時に詫間への道を通ると、ここ(覚城院)にお城があっ
   たと教えてもらっていた。以後ずっとこの石垣や白壁はお城のものだと
   思っていた。 が、城に興味を持つと誤りだとわかった。 覚城院の裏手
   の八紘山が仁尾城の跡だが全く遺構はない。 本丸だったと思われる広
   場の周りにみかん畑?が段々とあるが郭を利用したものだろうか?
     
        山の北側より車で登山可能。 駐車できるスペースあり。
         城下の金光寺に最後の城主・細川頼弘公の墓があります。
     

   
     
     覚城院                     本丸跡だろうか?
                      
  
   仁尾城遠望                  城下の普門院前の広場に丸亀藩の
                            お触書が貼られた札場が残っている。