伊予国
               松葉城(まつばじょう)
              [別  名]  岩瀬城
              [形  式]  山城
              [築城者]  西園寺公良?
              [遺  構]  郭
              [所在地]  愛媛県西予市宇和町下松葉
    
                    沿 革
   嘉禎2年(1236)宇和地方は西園寺公経の荘園となり、西園寺氏が松葉城
  の前身となる岩瀬城に入城したのは、公良の時、永和2年(1376)であったと
  いわれる。 後19代実充が黒瀬城に居城を移すまで約170年間、西園寺氏の
  居城として栄えた。 城をめぐる攻防の歴史は不明。  (登山口の案内板より)
    
                    訪城記
   河後森城をあとにし、近隣の城跡を訪問しようとするが、登山口が見つからな
  かったり、比高が高くあきらめたりしたので、比高が低く「町指定史跡」となってい
  るここを訪問しようと決める。 宇和島へ向かう途中、この地名と、なにやら城跡?
  と思わせる丘があったのを覚えていたので、すぐにそこへは行けた・・・が、残念
  ながらただの丘だった。 狭い道を走らせると、「松葉城登山口」の看板を発見。 
  しかし、道が狭すぎて車を停めるところがない。 近くの寺の・・・と思い行ってみた
  が、バンパーを擦りそうだったのでゴミ捨て場のようなスペースに駐車・・・。 道は
  山奥へと続いていそうだったが、1000メートルの標識が出ていたので登山開始。
   道はコンクリートで固められていてサクサク登れる。 30分ちょっと歩くと三叉路
  へ到着。 そこから城跡へと向かう。 ・・・と郭跡のような平坦地からすごい高い岩
  の上へ向けて、階段が付いていた。 登るとそこが本丸のようだ。 そこから先へ大
  きな郭が二つほど階段状に連なっていた。 ・・・歩き回っていろいろ・・と思ったが、
  ちょっと足場が恐ろしかった(ファイト一発みたいな)のですぐに退散・・・。
                                 (平成16年10月12日訪問)
    
       なし。 車と腕に自信のある方は三叉路近くの道端に停めれるかも
       むやみに郭の端っこを歩くと落ちます・・・多分・・・
    

  
 大きな岩山への階段               登ると本丸(多分)

  
 三段ほど郭がある                虎口のようだが・・転落します